2025年12月24日
【#01】smart breed™ ニュースレター
平素より大変お世話になっております。
本ニュースレターは、これまでにお取引のあった皆さま、展示会・イベント等で名刺交換をさせていただいた皆さま、またはお仕事でご縁をいただいた皆さまへお送りしております。なお、配信停止については下部のリンクからお手続きいただけます。
smart breed™とは
smart breed™とは、品種開発の高度化と効率化を目的に、表現型データやゲノムデータの取得・解析から育種判断までを一貫して支援する次世代型スマート育種プラットフォームです。
その開発に向けてsmart breedコンソーシアムが結成され、株式会社ListenField、株式会社Quantomics、そして株式会社フィトメトリクスの3社が共同で取り組んでいます。
代表挨拶・巻頭言「植物の未知なる力を、データと共創で解き放つ。」
smart breedコンソーシアム 代表
岩田 洋佳(株式会社Quantomics 取締役・東京大学大学院農学生命科学研究科 教授)
「育種」とは、人類が長い歴史の中で続けてきた、生命の可能性を引き出す営みです。その最前線を支えてきたのは、卓越した経験と直感を持つ育種家たちでした。一方で、気候変動や社会ニーズの急速な変化に直面する今、経験と勘だけに依存した育種には限界が見え始めています。「優れた育種家がいなければ、新しい植物は生み出せないのか」。この問いから、smart breedコンソーシアムは始まりました。
私たちは、植物ニーズに関わるすべての人が育種に参加できる「育種の民主化」を目指しています。ListenField、Quantomics、フィトメトリクス、そして東京大学磯部グループが連携し、表現型計測からゲノム解析、AIによる予測・選抜までを一気通貫で提供するプラットフォーム――それが「smart breed™」です。目指すのは単なる効率化ではありません。これまで注目されてこなかった作物や、過酷な環境に適応する植物に眠る遺伝的ポテンシャルを、データ駆動型技術で引き出し、新たな価値へと転換すること。農業に限らず、化粧品、医薬品、工業分野においても、専門知識がなくとも“植物をデザインする”ことを可能にします。
自然には常に想定外があります。しかし、その予測不能性こそが新たな発見をもたらします。匠の技を否定するのではなく、データによって解明・拡張し、次世代へつないでいく――それが私たちの考えるスマート育種です。
本ニュースレターでは、技術の進展やパートナーとの取り組み、植物科学の最前線をお届けしていきます。植物の力を解き放ち、持続可能な未来を共に創る仲間として、smart breedコンソーシアムにご期待ください。
smart breed™コンソーシアムからのメッセージ
smart breed™は、スマート育種を専門家だけのものにしない——私たちはデータとAIで、誰もが“新品種づくり”を体験できる世界を目指しています。現在、2026年度β版サービスリリースに向けて開発を進めています。
βユーザー登録特典
- 開発中システムの先行利用
- 正式版リリース時の特別ディスカウント
βユーザー登録を開始する際には改めてこちらのニュースレターでお知らせいたします。ニュースレターへの新規登録フォームは以下のリンクからアクセスできるsmart breed公式ウェブサイトの最下部にございますので、周囲でご関心のある方がいらっしゃいましたらご周知ください。
活動レポート
出展:北海道大学・育種学会(2025年9月)
学会ブースでSmart Breed™の研究発表を行いました。
「表現型×ゲノム」によるスマート育種パイプラインを紹介し、多くの研究者・企業様に興味を持っていただきました。
出展:農業Week・幕張(2025年10月)・アグリビジネス創出フェア(2025年11月)
ListenField菊池およびQuantomics黒木よりピッチを実施。
smart breed™のR&D構想を多くの来場者へ共有しました。
現場からのフィードバックをもとに、次期デモ版を鋭意開発中です。
文責:株式会社Quantomics黒木・岩田、株式会社フィトメトリクス戸田